公開日:2024/11/06
不動産の実は・・・なウラ話
こんにちは!スモッティーJR高槻店の竹山です(^^♪
不動産業界には、一般の人にはあまり知られていない裏話や独特の習慣がいくつかあります。賃貸や購入の際に役立つ情報も含まれているので、ぜひ参考にしてください。
1. 「おとり物件」問題
- 不動産ポータルサイトや広告で「条件が良いのに、家賃が安い物件」を見かけたことがあるかもしれません。しかし、こういった物件は「おとり物件」と呼ばれることがあり、実際にはすでに契約済みだったり、最初から存在していないこともあります。不動産会社が興味を引くために掲載し、問い合わせが来ると「その物件はもう埋まってしまいましたが、似た物件がありますよ」と誘導されるケースが多いのです。
- 対策:気になる物件が見つかったら、すぐに確認し、実際に存在するかどうかをしっかり確認しましょう。
2. 「敷金ゼロ・礼金ゼロ物件」の落とし穴
- 「敷金・礼金ゼロ」はお得に見えますが、退去時のクリーニング費用や修繕費が通常より高く設定されていることがあります。また、入居前に多額の火災保険や保証料を求められるケースもあります。
- 対策:契約内容をしっかり確認し、敷金ゼロの代わりにどのような費用が発生するかを確認することが大切です。
3. 人気物件の「囲い込み」
- 一部の不動産会社では、自社で契約を取るために人気物件を他社に紹介せず「囲い込み」を行うことがあります。この場合、他の不動産会社に問い合わせても「その物件はありません」と言われることも。
- 対策:気になる物件がある場合、複数の不動産会社に確認して情報を集めることをおすすめします。また、地元に密着した不動産会社は、地域の情報に強く、囲い込みも少ないことが多いです。
4. 「フリーレント」の仕組み
- 家賃を無料にする期間を設定する「フリーレント」は、オーナー側が入居者を確保するための手法です。ただし、この期間は退去しにくいような条件(例えば1年以上の契約義務など)がある場合もあります。
- 対策:フリーレントがついている場合、その条件や違約金の有無を確認し、条件に納得してから契約しましょう。
5. 内見時に本当に見せるべき「日当たり」
- 内見時には物件の良い部分を見せようと、晴れた日や明るい時間帯に案内されることが多いです。しかし、日当たりの悪さや騒音は天候や時間帯によって変わるため、雨の日や夕方の様子も確認したい場合は、事前にお願いするのも手です。
- 対策:内見前に周辺の環境や日当たり、騒音の状況などもチェックしておくと良いでしょう。
6. 家賃交渉のポイント
- 賃貸物件では、実は家賃の交渉が可能な場合があります。特に、空室が長く続いている物件や、オーナーが早く埋めたいと考えている物件では、家賃が数千円〜数万円引き下げられることもあります。
- 対策:交渉を試みる場合は、不動産会社の担当者に「少しでも家賃を下げることができないか?」と相談してみましょう。ただし、人気物件や新築物件では難しいことが多いので、状況を見て判断してください。
7. 「築年数」ではなく「管理状況」が大事
- 築年数が古い物件でも、管理状態が良ければ快適に暮らせます。逆に、新築でも管理が行き届いていない物件では、トラブルが起こりやすくなります。管理がしっかりしているかどうかは、建物の清掃状況や共用部分の設備などを見るとわかります。
- 対策:エントランスや廊下、ゴミ捨て場の清潔さをチェックし、管理がしっかりされているか確認しましょう。
8. 「家賃の相場」は時期で変わる
- 不動産業界には「引っ越しシーズン」というものがあり、特に春先は家賃が高く設定されることが多いです。一方、秋から冬にかけては家賃交渉がしやすいことがあります。
- 対策:引っ越しを考えている場合、できるだけオフシーズンに探すとお得に契約できることが多いです。
9. 「敷金返還」のトラブル
- 退去時の敷金返還に関するトラブルも多く、原状回復費用が多く請求されるケースがあります。法律上、通常の使用による経年劣化は借主の負担にはなりませんが、明確な基準がない場合もあります。
- 対策:契約前に原状回復の基準について確認し、退去時に納得できる範囲かどうかを理解しておくことが大切です。
不動産業界にはさまざまな「裏話」がありますが、これらの知識を持っておくことで、より納得した形で契約を進められるでしょう。不動産会社と良好な関係を築きつつ、疑問点は積極的に質問し、不安なく物件選びを進めてください♪